
PAPABUBBLE様は、「ワクワクしなくちゃお菓子じゃない」を掲げ、見る人にも贈る人にも驚きと楽しさを届けるクラフトキャンディブランドです。
これまでは自社工場に併設した倉庫を活用し、自社で物流運用を行っていましたが、EC売上の拡大に伴って物量が増加し、保管スペースや出荷対応の負荷が高まっていました。
そこで物流体制の見直しを進める中で、OMSとしてLOGILESS(ロジレス)の導入も並行して進めながら、2025年10月よりEC領域の物流アウトソーシングを開始。その後、2026年2月からはBtoB配送・店舗配送にも対象を拡大しています。
今回は、PAPABUBBLE様がEC領域から段階的に物流体制を見直していった背景と、クラダシ ロジスティクスソリューション導入後の変化についてご紹介します。
この記事のポイント
- EC領域から物流体制の見直しをスタート
- 物流コストは概算で半分程度まで改善
- BtoB配送・店舗配送へ段階的に拡大
- 今後は属人的な運用を仕組み化へ
【導入前の課題】
- EC売上拡大に伴い、自社倉庫の保管スペースが逼迫していた
- 出荷量・在庫量の増加に対し、既存リソースだけでは運用体制の整備が追いつかなかった
- OMS導入も含め、受注から出荷までを通して運用全体を見直す必要があった
- まずは一部領域から無理なく立ち上げ、段階的に全体最適へ広げていける体制が必要だった
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【導入後の効果】
- EC領域から段階的に物流アウトソーシングを開始できた
- 従来利用していたEC向け物流サービスと比べ、物流コストが概算で半分程度まで改善した
- コスト改善の手応えを踏まえ、BtoB配送・店舗配送までアウトソーシング範囲を拡大できた
- 今後の事業成長を見据え、より柔軟で拡張性のある物流体制へ移行できた

株式会社PAPABUBBLE
取締役 PAPABUBBLE本部長 小ケ口陽介 様
導入前の課題
弊社では、もともと自社工場に併設した倉庫を活用し、自社で物流運用を行っていました。
製造と物流を近い場所で運営できる一方で、EC事業の売上拡大に伴い、出荷量と保管量の両方が増加していきました。その結果、倉庫内の保管スペースが逼迫し、日々の出荷対応にも大きな負荷がかかるようになっていました。
特に大きかったのは、物量の急激な増加に対して、既存の社内リソースだけでは業務フローの構築や運用体制の整備が追いつかなかったことです。ノウハウ面も含め、売上成長にあわせて物流体制をスムーズに進化させていくには、従来のやり方だけでは限界があると感じていました。
また、OMSとしてLOGILESS(ロジレス)の導入も並行して検討していたため、物流だけを切り離して考えるのではなく、受注から出荷までを含めた運用全体の見直しが必要な状況でした。
クラダシ ロジスティクスソリューションを選んだ理由
物流体制の見直しを進める中で、当初はEC領域で別の物流サービスを利用していました。ただ、物量が増えるにつれてコストが重くなってきたこともあり、EC領域から改めて物流のあり方を見直したいと考えるようになりました。
その中でクラダシ ロジスティクスソリューションを知ったきっかけは、もともと別領域で取引があったことです。そこから新しいサービスをご紹介いただき、ヒアリングを進める中で、要件定義も含めて細かく伴走してもらえるイメージを持つことができました。
実際、最初の段階で「うまく進めていけそうだ」と感じられたことは大きかったです。単に倉庫機能を外部化するというより、まずはEC領域から無理なく立ち上げ、その後の事業成長や運用状況に応じて段階的に拡張していける体制として相談できたことが、導入を進める後押しになりました。
支援内容
弊社では、2025年10月からまずEC領域を対象に物流アウトソーシングを開始しました。
いきなり物流全体を移管するのではなく、まずはEC出荷から立ち上げることで、新しい運用を無理のない形でスタートできるようにしたのが特徴です。また、同時にLOGILESS(ロジレス)を導入し、受注から出荷までの流れを整理しながら、より運用しやすい体制づくりを進めていきました。
その後、EC領域での運用を経て、2026年2月からはBtoB配送や店舗配送にもアウトソーシング範囲を拡大しています。
まずはEC領域から着実に立ち上げ、その成果と運用状況を踏まえながら対象範囲を広げていったことで、現場負荷を抑えつつ、事業成長に対応できる物流体制を段階的に整えることができました。
導入後の変化
導入後に最も大きく感じている変化は、コスト面です。
EC領域では、従来利用していた物流サービスと比べて、物流コストが概算で半分程度まで改善しました。経営目線では、このコスト改善は非常に大きな成果だと捉えています。
その結果、まずはEC領域から始めたアウトソーシングについて、「このまま進めれば全体のコストコントロールにもつながっていきそうだ」という感触を持つことができ、BtoB配送や店舗配送まで対象を広げる判断につながりました。
一方で、現場目線では、導入直後ならではの混乱や、やり方が変わることで一時的に工数が増えている部分もあります。だからこそ、物流を外部化して終わりではなく、その後の運用をどう整え、より安定した体制にしていくかが重要だと感じています。
そうした過程も含めて、段階的に移行を進められたことは大きかったです。結果として、従来の制約を抱えた自社運用から、今後の事業成長に合わせて柔軟に見直していける物流体制へと、一歩前進できたと考えています。
今後の展望
今後、物流面で目指していきたいのは、属人的になっているコントロール部分を仕組みに落とし込み、再現性のある体制をつくっていくことです。
現在はまだ立ち上げフェーズでもあるため、まずは日々の運用を安定させながら、社内で属人的になっている判断や調整の部分を少しずつ整理し、よりスムーズに回る仕組みへと変えていきたいと考えています。
また、今後は実績データをもとに、売上に対する物流コストの目標値をどう置くか、その目標を達成するためにどのような体制や打ち手が必要か、といった少し先の視点も重要になると感じています。
クラダシ ロジスティクスソリューションには、日々の運用を支えるだけでなく、そうした将来を見据えた物流戦略のパートナーとして、今後も一緒に伴走していただけることを期待しています。
まとめ
PAPABUBBLE様の事例は、EC売上の拡大によって自社物流の負荷が高まる中で、まずはEC領域から物流体制を見直し、コスト改善の手応えを得ながら、BtoB配送・店舗配送へと段階的に拡張していった事例です。
クラダシ ロジスティクスソリューションでは、企業ごとの事業フェーズや運用状況に応じて、無理のない立ち上げと、その先の拡張まで見据えた物流支援を行っています。
物流体制の見直しをご検討中の方へ
売上拡大に伴って物流の負荷が高まっている企業様や、まずは一部領域から物流体制を見直したい企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
